感じる事がすべて、感じた事がすべて

先日述べた、フラワーカンパニーズの深夜高速。

この曲にはホントに助けられたなぁと思う。

初めて聞いたのは一人暮らししてた部屋での深夜のラジオ。
当時は昼間はサラリーマンをこなし、週末の夜はBarで働いていたんだけど
油と酒臭いまま帰宅し、自宅で一日の終わりを感じ倒れ込んでたのを思い出す。
なんせ凄くしんどい時期だった。

玄関のドアを閉じた時に訪れる、
突然の街の騒音から無音に変わるのが大好きだったので、
よく自宅につくやTVもつけず無音でタバコをふかしてたなあ。

でもその日はふとラジオを聴きたくなったのでFMをただなんとなく流してたら、
ラジオDJの人が語るエピソードに耳がとまった。

そこでの話を要約すると、
人に馬鹿にされても真面目に頑張ってきてよかったっていう話だった。
一生懸命に生きるってホントに素晴らしくカッコイイ事だってDJの人が話してて
その後に流れた曲が、深夜高速だった。

ただ純粋に衝撃を受けた。疲れた体は疲れを忘れてた、ホントに。
「生きててよかった」この言葉の持つパワーは相当凄かったようで、
親父が調子くずした時、じいちゃんが死んだとき、
色々な悲しい出来事を思い出しても本当に生きててよかったって思えた。

そして「感じることだけが全て、感じた事がすべて」。

人間関係のしがらみ、生きていきにくさ。
音楽やってた時のつらさとか、楽しさ、社会に出てからのつらさ、楽しさ。
出会い、別れ。

すべて、感じる事だけ 感じたことだけが全てだったな、と。
それ以来、この曲大好きになったなー。

それとね、こんなんもあります。
この曲は色々とカバーされてるんだけど、当然原曲の素晴らしはさておき、
大好きなWorld'send Girlfriendと湯川潮音がコラボレーションしているのがYoutubeで聴ける。
WEGが作りだす雰囲気は原曲よりも叙情的で、湯川潮音との相性がとても良いと思う。

一言、素敵な曲です。

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