2010年3月11日

the cove.



日本のイルカ漁にフォーカスを当てた今話題の映画「the cove」。

本当に賛否両論のある、非常に難しい映画だと思うけど皆さんはどう感じるでしょうか。


表向きのストーリーはこんな感じ
「美しい海岸線が広がる和歌山県太地町にある小さな入り江では、毎年9月になるとひそかにイルカ漁が行われていた。街を挙げて立入禁止にするほどの厳戒態勢の中、撮影隊はカメラを持ち込み、その実態を隠し撮りで撮影。そこには血で真っ赤に染まる海と叫び声を上げる大量のイルカたちの姿があった。」



これを踏まえ上でどうでしょうか。
この文章だけでは、確かに日本人は残虐だ!と見れるでしょう。

でも、これだけでは判断するってのは非常に危険な事であると思う。

ルーイー・サホイヨス監督は、インタビューで
「牛かイルカかという問題じゃないんです。イルカは高い知能を持っている生き物なんだ」と、イルカは知能の高い哺乳類なので、食べたり殺すべきでないと発言しています。



うーん。
確かに牛かイルカかって事が問題ではない。

しかし、イルカは高い知能を持った哺乳類だからダメなの?って疑問が残る発言ですね。

知能によって命の大小が決まる?
健常な人間と障害を持っている人間の命の重みは違う?
その昔、アメリカ大陸に腐る程いたバッファローを狩猟趣味のために絶滅危惧種まで追いやったアメリカはどうなの?

盗撮までして世界に発信する程重要な問題は映画というよりもドキュメンタリーで放送すべきだとも思う。
監督はこの映画は日本人に観て貰いたい、日本バッシングではなく、ラブレターだっと言っています。
だったらなおさら、特に日本ではテレビで放映すべき事じゃないかなあ。
乱獲だったらともかく、食文化の否定はその人種を否定するのと同じような行為かもしれないって思う。

実際、世界から日本人は野蛮だって声が聞こえ始めています。
ただ、僕がまだ救いだなって思ったのは「動物を食すってだけで、環境保護テロリストから文句は言われるんだろうな」って言葉。



分かってる人は分かってる。